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兵庫県美方郡香美町小代区の中でも最も奥まった所にあるのがここ秋岡(旧美方町秋岡字宮山)の小代神社。
同地区民でもそうそう訪れないのでは無いかと思うほど高所に有るため、境内は野鳥のさえずりと時より吹く風で木々の葉がカサカサっと鳴る程度で一人で訪れるには少し心細くヒヤッとする。 ▼鳥居をくぐりすぐに見える社殿。朱塗りの屋根が濃い緑に栄え美しい。 脅すわけでは無いが、近年はクマの目撃情報も聞くので参拝の際は十分気をつけて参ってもらうのをおすすめする。 ▼社殿うらには同じく赤い朱塗りの稲荷神社がある。 そんな、神秘的な小代神社以下燈明杉の資料をそのまま抜粋させていただく。 延喜式神明帳によると、七美郡には8社10座の神社名があげられており、小代区には【多他神社】と【小代神社】二座が記載されている。 小代神社は、皇太神宮と豊受太神宮が祀られている。 慶長の頃(江戸時代初期)大阪浪人上田新左衛門という信仰深い武士が美方の地に留まったとき、老爺が夢に現れ、神の霊があるとのお告げの通り、東方の杉の頂上に燈火のかがやきを感じ、老杉の下に祠(ほこら)を建てて厚く祀ったという説が伝えられ、大切に保管されている。 境内には小代杉の指定母樹が9本あり、燈明杉はそのもとになったものと思われる。 小代杉の優秀性は広く造林関係者の認めるところで燈明杉あるいは指定母樹の基盤を成すものと思われる。 また、境内にある池は指定文化財(天然記念物)モリアオガエルの棲息地としても指定され4月〜6月頃には池の周りの植物に白い泡のような卵の固まりを生み付け、池に落ち、ふ化する。 5cm〜9cmある緑色の大型で本州・四国・九州にしか棲息しない珍しいカエルである。 ▼モリアオガエルの卵(古い・・)とウシガエル(ウシ?) ★牛の神様が祀られている ★縁結び・安産の神様との云われも・・ ★境内には夫婦杉もある。 より大きな地図で たじまアソビナビ を表示 |